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中国が日本の経済水域から最後のブイを撤去したと発表

海上保安庁は水曜日遅く、ブイはもう設置されていないと声明を発表した。(AFP=時事)
海上保安庁は水曜日遅く、ブイはもう設置されていないと声明を発表した。(AFP=時事)
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29 May 2025 03:05:21 GMT9
29 May 2025 03:05:21 GMT9

東京:中国は日本の経済水域から最後のブイを撤去したと、海上保安庁の報道官が木曜日に発表した。

日本は12月、台湾に近い与那国島の南の排他的経済水域(EEZ)で新しいブイを発見したと発表し、中国に直ちに撤去するよう要求した。

海上保安庁は水曜日遅く、ブイはもう設置されていないと声明を発表した。

スポークスマンが木曜日にAFPに語ったところによると、これは日本の経済水域にあるすべての中国製ブイが撤去されたことを意味するという。

日本のメディアは、これは中国がドナルド・トランプ米大統領政権からの政治的・経済的圧力に直面している中、北京が東京との緊張した関係を改善する意図を示唆している可能性があると伝えた。

林芳正官房長官は木曜日、ブイの撤去について記者団に質問され、「中国の意図について推測することは差し控えたい」と答えた。

北京は2023年7月、東京のEEZ内に別のブイを設置した。日本が管理し尖閣諸島と呼んでいる小島群の近くだが、中国も釣魚島と呼んでいる。

2月、中国はそのブイを日本のEEZ外に移動させたと、沿岸警備隊報道官は述べた。

東京は今週初め、北京が太平洋の沖ノ鳥島近くのEEZ内で無届けの海洋科学調査を行っていると非難した。

歴史と領土問題をめぐる数十年来の両国間の緊張に加え、東京が2023年に福島原発の廃水処理水を放出したことを受け、北京が日本からの水産物の輸入を禁止したこともあって、日中関係は最近悪化している。

日本領土への短期間の侵入を含む中国の軍事活動の活発化も、日本の対中感情の悪化につながっている。

2024年に中国で起きた日本人小学生刺殺事件や、中国当局による一連の日本人拘束事件も、対中感情の悪化に拍車をかけている。

AFP

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