
東京:石破茂首相は水曜日、中道左派の李在明新大統領が政権に就いた後、韓国との協力関係を「活性化」させたいと述べた。
領土をめぐる対立や、日本が20世紀に渡って朝鮮半島を占領していた際の強制労働をめぐる苦い争いは、隣国同士の関係を長い間緊張させてきた。
しかし、失脚した韓国の尹錫烈(ユン・ソクヨル)元大統領の時代には、同盟国である米国との3者会談を含め、両国の関係は緊密化した。
「今年は日韓国交正常化60周年にあたる」
「李在明大統領とともに、日韓、そして日米韓の協力を活性化させたい」と述べた。
石破氏は、「近い将来、日韓首脳会談ができればいい」と付け加えた。
李大統領は、韓国の尹元大統領による戒厳令布告の惨憺たる試みによって韓国が政治的混乱に陥った半年後に行われた臨時選挙で勝利した。
石破氏は、「韓国内には日本に対して様々な世論がある」と述べた。
聯合ニュースによると、李大統領は以前、尹元大統領は日本に「従順」だと発言するなど、尹元大統領よりも日本に対して強硬な姿勢を示していた。
「新大統領は過去にいくつかの発言をしている。しかし、選挙戦では、日本は重要なパートナーであり、日本国民を愛しているとも言っていた」と石破氏は語った。
「我々は心を開き、韓国と積極的に交流することで、韓国との絆を強めていく」と付け加えた。
AFP