
東京:水曜日に日本各地で猛暑により熱中症警報が発令され、首都東京では数十人が緊急医療措置を受けた。
この猛暑は国内の主要ニュースとなり、昨年は気候変動の影響で世界中で極端な熱波が襲う中、日本でも過去最も暑い夏の一つとなった。
気象庁によると、6月としては14の都市で記録的な高温が観測され、東京中心部では気温が34.4度(華氏94度)に達した。
水曜日、首都では少なくとも57人が熱中症関連の症状で治療を受け、火曜日の169人に加わった。
今週、国内他の地域でも少なくとも 3 人の熱中症による死亡が報告されている。
東京では、73 歳の小林順子さんが AFP に冷却スカーフを見せてくれたように、高温を乗り切るために熱を反射する服を着ている人もいた。
「これを水に浸して首に巻くと、さっぱりします。この傘も使っています。光と熱を遮って、涼しく感じられます」と彼女は語った。
他の高齢者たちは熱中症を避けるため、無理をしないようにしていると述べた一方、80歳の伊藤直樹さんは定期的に水分を補給するように心がけていると語った。
「一度にたくさん飲む必要はない。時々少しずつ飲むことが大切だ」と伊藤さんは述べた。
毎年夏になると、日本の当局は一般市民、特に高齢者に対し、熱中症を避けるためエアコンの効いた部屋に避難するよう呼びかけている。
過去5年間で熱中症による死亡者の80%以上が高齢者だった。
日本はまた、記録的な観光客の増加を経験しており、5月の外国人訪問者は前年同月比21%増加した。
31 歳のオーストラリア人観光客、ジャック・バッドさんは、旅行仲間とできるだけ日陰を探して過ごしていた。「かなり蒸し暑いね。風もかなり暑く、屋内にいないと暑さを逃れることが難しい」と語った。
AFP