
東京:日本の裁判所は水曜日、米軍関係者を巻き込んだ最新の性暴力事件で、米海兵隊員に7年の実刑判決を言い渡したと、司法当局の報道官が発表した。
共同通信社や地元メディアによると、無罪を主張していたジェームズ・クレイトン容疑者(22)は、昨年、沖縄で20代の女性を絞めつけ、強姦しようとした容疑で起訴されていた。
那覇地方裁判所は火曜日、クレイトン氏に「同意のない性交を試みた傷害罪」で7年の実刑判決を下した、と裁判所広報担当者がAFPに語った。
時事通信によると、小幡一彦裁判長は、クレイトン氏の行為は「彼女の生命を脅かすほど危険で、非常に悪質な行為」と述べた。
検察側は10年の懲役を求刑していた。
クレイトン容疑者の弁護士は、彼は女性に対して物理的な力を行使せず「ただ抱きしめて去っただけだ」と主張した、と読売新聞が報じた。
報道によると、クレイトン氏の弁護士は判決を不服として控訴を検討している。
沖縄に駐留する米軍関係者との地元住民の関係は長年緊張状態にある。
昨年、この亜熱帯の島で、米軍関係者がさまざまな犯罪で起訴された。
その中には、強盗や同意のない性的行為など 8 件の重大事件も含まれている、と警察官が AFP に語った。この件数は 30 年間で最多だという。
1995年に3人の米兵が12歳の少女を集団強姦した事件をきっかけに、1960年に締結された、米国が日本軍を駐留させることを認める条約の見直しを求める声が上がっている。
AFP