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チュニジア大統領、内務大臣にガルサラウイ氏を任命

チュニジアのカイス・サイード大統領を前に忠誠を誓うリダ・ガルサラウイ氏。(スクリーンショット)
チュニジアのカイス・サイード大統領を前に忠誠を誓うリダ・ガルサラウイ氏。(スクリーンショット)
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30 Jul 2021 05:07:58 GMT9
30 Jul 2021 05:07:58 GMT9
  • チュニジア国民は、直面している危機から抜け出すため、新しい首相の任命と政府の方針の発表を待っている

チュニス: チュニジアのカイス・サイード大統領は、木曜日、元国家安全保障大統領顧問のリダ・ガルサラウイ氏を内務大臣に任命し、国民の権利と自由を保護することを誓った。

同大統領は、日曜日、国家非常事態宣言を発動して政府を掌握。また首相を解任し、議会を停止した。大統領と敵対する勢力はこの動きをクーデターと呼び非難した。

チュニジア国民は、直面している危機から抜け出すため、新しい首相の任命と政府の方針の発表を待っている。

サイード大統領は、「私は憲法の条項の実践に熱意をもって取り組んでおり、誰よりも権利と自由を望んでいることを国民と全世界に伝える」と述べ、さらに「逮捕された者も、権利を奪われた者も、誰一人としていないが、チュニジアは完全に法の統治下に置かれている」と付け加えた。

国益よりも一部の利益に走りがちとも見られてきた政権下で、長年にわたって経済が停滞してきたことから、サイード大統領の支持者たちは、今回の政治介入を2011年のアラブの春の革命の原点に回帰するものだとして歓迎している。

アントニー・ブリンケン米国務長官は、木曜日、サイード大統領に対しチュニジアを「民主主義路線」に復帰させるための行動を執るよう促したと述べた。

ロイター                 

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