
茂木敏充外相は28日夜、ロシアのラブロフ外相と電話会談した。両外相は、新型コロナウイルス感染症の影響で停滞している日ロ平和条約交渉や北方四島での共同経済活動などをめぐる事務レベル協議の早期再開で一致した。
会談では、ロシアが6月24日に開催する対ドイツ戦勝75周年記念式典への安倍晋三首相の出席についても話題となった可能性がある。
両外相は新型コロナ対応に関し、引き続き緊密に連携していくことを確認。日本外務省によると、ラブロフ氏は日本のコロナ対策を評価したという。電話会談は約45分間で、日本側から申し入れた。
時事通信社