ドバイ:日本料理と中華料理が絡み合うことはそうそうあることではない。特に、ドバイを代表する「Takahisa」や「Sanwan手延べ麺」が参加する場合はなおさらだ。
Takahisaは豪華なおまかせ料理で知られ、日本の品質へのこだわりを体現している。バターのような霜降りが特徴のA5ランクの神戸牛や、東京の豊洲魚市場から空輸される魚介類は、食事を芸術の域にまで高めるメニューの礎となっている。
対照的に、Sanwanは中国北部のストリートフードのソウルを表現している。アラブ首長国連邦のドバイにあるこのシンプルな店は、手打ち麺で有名だ。同店が提供する料理は、ボリュームがあり、満足感があり、伝統に深く根ざした中国料理の真髄を反映している。
本場陝西料理のマエストロ、ハディ・アッバス・シェフが伝統の味を守りながら昇華させ、Sanwanをドバイの食通たちに愛されるスポットにしている。
9月7日、Takahisaは高級料理と屋台料理の共通点を見出すユニークなおまかせ料理を開催した。
神戸牛を使ったサンワン特製の麺や、オイスターソースとホタテの出汁を使ったTakaHisa特製のアワビ料理など、様々な風味豊かな料理に舌鼓を打った。TakaHisaはまた、トリュフソース、ウニ、キャビアを使った冷製パスタも紹介した。
また、シェフ特製のアワビ料理も用意され、世界的に珍重されている軟体動物をストリートスタイルで繊細に扱った。これらの料理は、Takahisaの有名なおまかせスタイルのダイニングエクスペリエンスの一部であり、料理の創造性の限界を押し広げる食の旅を提供した。
その他の料理には、Sanwan自家製のきゅうりのピクルスにタカヒサ特製の蒲焼きのタレとわさび酢をかけたものや、神戸牛とサンワン自家製の餃子の皮をタカヒサ特製のラーメンのスープで和えたものなどがあった。お口直しに、柚子バニラのマカロンで締めくくり。
高級レストランはちょっと……という方も、SanWanなら大丈夫。9月9日~16日の期間中、同店では特別アラカルトメニューとして、鮟肝チャーハン、神戸牛蒸し餃子、神戸牛焼きワンタン、神戸牛炒め麺、ゆずマカロンが提供される。