
ソウル:韓国の李在明大統領は来週、ドナルド・トランプ米大統領との会談に向かう日本の首相と東京で会談すると、両政府が水曜日に発表した。
李大統領は以前、8月25日にワシントンで会談すると発表しており、そこでトランプ大統領と最近の貿易協定の詳細を詰めることになっている。
8月23日から24日にかけての石破茂首相との首脳会談は、両首脳間の「未来志向の協力の基礎を固める」ものになると、姜裕中(カン・ユジョン)大統領報道官は記者ブリーフィングで語った。
両首脳は「韓国、日本、アメリカの三国間協力を強化する方法だけでなく、地域の平和と安定についても率直な意見交換を行う」と彼女は付け加えた。
東京は、韓国を「日本がパートナーとして協力すべき重要な隣国」と評し、訪韓を認めた。
「現在の戦略的環境の下で、日韓関係と日米韓の協力の重要性は増すばかりである」と外務省は声明で述べた。
日米韓両国は先月、25%から15%への脅威的な関税を回避する見返りとして、米国への巨額投資の発表を含むワシントンとの貿易取引に合意した。
李大統領の前任者である尹錫烈(ユン・ソクヨル)大統領は、戒厳令を布告したことで弾劾され、5年間の任期が打ち切られたが、その間、隣国同士は温かい関係を楽しんでいた。
尹氏は、東京による朝鮮半島の植民地支配に起因する紛争にしばしば悩まされる二国間関係を、北朝鮮の核の脅威によりよく対抗するために歴史的な不満を脇に置くことで緊密なものにしようと努めた。
しかし、4月に弾劾され罷免された李大統領は、6月に行われた臨時選挙で勝利した。
李大統領は先月、記者会見でソウルと東京は「自由民主主義陣営の一員であり、軍事面では多くの共通の利益を共有し、経済協力の大きな可能性を秘めている」と述べ、両者は「切っても切れない関係にある」と付け加えた。
AFP