
東京
天皇陛下が「即位礼正殿の儀」にて自身の即位を宣言された後、豪華な宮廷祝宴が火曜日の夜皇居で開催された。
徳仁天皇、雅子皇后、その他の皇室のメンバーたちは、5月1日の天皇の即位を祝うために集まった英国のチャールズ皇太子を含む約400人の日本人および外国人のゲストとともに会食された。
「饗宴の儀」と呼ばれる宮廷祝宴には、天皇陛下は大勲位菊花章頸飾(けいしょく)などの勲章を着けたえんび服姿、皇后さまはティアラと勲章を着けた白のロングドレス姿で臨んだ。
宮殿に到着した両陛下は、安倍晋三首相ら三権の長や、続々と到着した外国元首らと「竹の間」であいさつした。
招待客らは、正殿の儀が行われた「松の間」で、天皇陛下の「高御座」や皇后の「御帳台」を見学する機会が与えられた。
「春秋の間」大ホールでの皇族方との歓談後、宮内庁楽部による伝統舞楽「太平楽」を鑑賞した。
両陛下の隣には、招待客の中でも在位期間が長いブルネイのハサナル・ボルキア国王とスウェーデンのカール16世グスタフ国王がそれぞれ着席した。
時事通信社