
加藤勝信厚生労働相は23日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの接触確認アプリが同日午前9時までに371万回ダウンロードされたと発表した。
加藤厚労相は「関心が高いことの反映と思う。さらに多くの皆さんに参加してほしい」と話した。アプリは19日午後、インターネット上に公開された。
一方、新型コロナ陽性となった利用者を特定する番号を入力する欄について、架空の番号を打ち込んでも「完了」と表示されるなどの不具合が判明した。
加藤厚労相は、アプリは現段階では試行版で、速やかに修正すると釈明。「多くの皆さんが参加することで動く仕組みなので、一緒に作るのが大事」として、指摘や要望を踏まえて改善を図る方針を示した。
JIJI Press