中央国際高等学院原宿まんが学院と まんがスクール中野校の講師を務める日本の才能ある漫画家、すぎやまゆうこ氏は、漫画を通して子供たちを幸せにしたいという大きな情熱を持ち、新しい世代に漫画の芸術を教えることに尽力している。
すぎやま氏はアラブ・ニュース・ジャパンの取材に対し、日本のアニメや漫画へのインスピレーションについて次のように語っている。中学生の頃、学校にうまく馴染めず、生きづらさを感じていた時、漫画やアニメの世界に救われたんです」。
「14歳の時の人生が変わるような経験を経て、自分と同じように悩んでいる子どもたちを幸せにしたいと思い、漫画家になることを決意しました。22歳の時、女子美術大学で日本画を学びました。その後、白泉社アテナ新人漫画賞を受賞し、「花とゆめ別冊」で漫画家デビューしました。」
「日本のマンガやアニメには、世界中の人々を幸せにする力があると信じています」と彼女は付け加えた。
すぎやま氏は少女漫画とスタジオジブリのアニメが好きで、最近は以下のような少年シリーズのファンだという: 『鬼滅の刃』、『呪術廻戦』、『僕のヒーローアカデミア』、『メイドインアビス』、『僕だけがいない街』、『進撃の巨人』など。
同氏は、漫画家としてのキャリアの中で直面した困難について、次のように語っている: 「日本では漫画家やアニメ作家の地位は低く、収入も低いです。また、意外かもしれませんが、高校生以下が通える漫画専門学校はほとんどありません」
「そのため、私は(アースアカデミア)という、マンガやアニメを教科書とし、年齢を問わず通える普遍的な学校を作り、アーティストを育成し、日本の素晴らしい文化であるマンガを国際的に伝えることで、アーティストの地位を高め、アーティストの伝統を継承し、才能ある若者を育てることを目的としています 」と付け加えた。
彼女はワールド・アート・ドバイ2023に招待された日本人アーティストの一人で、会場で子供向けのマンガワークショップを行った。「そこで、「日本のマンガやアニメに興味を持ってくれる人が増えるといいですね。また、会場では2日間、試験的にオンライン漫画ワークショップのイベントも行い、大変好評でした」と語った。
今後のプロジェクトについてすぎやま氏は、「中東と日本をつなぐ、英語と日本語のバイリンガルのオンラインマンガ教室や日本語教室を定期的に開催したい」と語った。
また、最近の作品『旅猫リューイと不思議の石』の舞台となった場所を世界中のいろいろな人に見てもらいたいですし、『不思議の国のアリス』の新作にも取り組んでいます」と付け加えた。