
東京:気象庁は7月10日、現在から北半球における秋にかけて、エルニーニョ(またはラニーニャ)現象が発生しない可能性が60%であり、発生する可能性も40%あると報告した。
エルニーニョ現象とは、東太平洋と中部太平洋の海面温度が上昇することで、通常は数年おきに発生し、世界のさまざまな地域で作物の被害、鉄砲水、または火災を引き起こすことがある。
エルニーニョによる天気現象としては、太平洋赤道域の海水温が異常に冷たくなるのが特徴で、それにより洪水や干ばつにもつながる。
気象庁はまた、エルニーニョ現象の兆候はあるものの、現在は発生していないと語った。
—ロイター通信