

アラブニュース・ジャパン
東京:7月24日、日本の100人近くのデモ参加者らが、東京五輪の主会場である国立競技場の外で、ホームレスを支援し、公共公園の再整備に反対するデモを行った。その日は当初、五輪開幕日に予定されていた。
日本では、多くのホームレスが首都東京の公園に住んでいる。最も大きいのは明治公園で、国立競技場から数百メートルのところにある。
参加者にはホームレスも含まれ、デモの間、「オリンピックは貧しい人々を殺す」と書かれた横断幕を広げた。
デモの主催者らは、新型コロナウイルスの世界的流行のために現在のところ来年に延期されている五輪を完全に中止し、困窮している人々へ資金を割り当てるよう求めている。
デモの間には、コロナ危機で配布された、政府から各個人への10万円の給付金に関する嘆願書も回覧された。ホームレスは住所不定なので、多くの人が給付金を受け取っていない。
デモ参加者らは「私たちは世界のどこにもオリンピックを望んでいない」などのスローガンが書かれた横断幕を持っていた。ホームレスを支援する活動家に加えて、五輪を主催することに反対する人々も含まれていた。