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加藤厚労相「病床の逼迫ない」=一部では使用率急増―新型コロナ

加藤厚労相は「いざ(感染者を)受け入れようとすれば、人的な配置もしなければならない。重症者が増えれば多くの人が連携して対応しないといけないので負担も増える」(AFP)
加藤厚労相は「いざ(感染者を)受け入れようとすれば、人的な配置もしなければならない。重症者が増えれば多くの人が連携して対応しないといけないので負担も増える」(AFP)
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04 Aug 2020 07:08:47 GMT9
04 Aug 2020 07:08:47 GMT9

加藤勝信厚生労働相は4日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルス感染者用の病床について「国全体としてみれば、逼迫(ひっぱく)している状況にはまだ至っていない」との認識を示した。一方、愛知や大阪、沖縄などの各府県では病床使用率が1週間で10ポイント以上増えており、医療提供体制逼迫への懸念も高まっている。

厚労省によると、7月29日までの1週間に、全国の入院患者は2744人(うち重症者54人)から4034人(同92人)に増え、病床使用率は14%から20%に上がった。都道府県別では、新規感染者数が急増している愛知が21%から39%、大阪が24%から42%、沖縄が4%から37%にそれぞれ上昇した。 

3府県のほか、滋賀が10%から37%、福岡が26%から37%になるなど、全12府県で10ポイント以上増えた。東京は30%から8ポイント増の38%だった。

加藤厚労相は「いざ(感染者を)受け入れようとすれば、人的な配置もしなければならない。重症者が増えれば多くの人が連携して対応しないといけないので負担も増える」と述べ、都道府県が現在進める病床確保計画の進捗(しんちょく)や重症者数の推移を注視する考えを示した。

JIJI Press

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