
外務省は22日、国連創設75周年を記念するハイレベル会合の開催に際して収録した茂木敏充外相のビデオ演説を公表した。茂木氏は安全保障理事会の拡大を主張。「日本は常任理事国として真摯(しんし)に責務を果たし、平和で安定した国際社会の実現に貢献していく覚悟だ」と述べ、常任理事国入りを目指す決意を改めて示した。
茂木氏は安保理について「75年前につくられた制度は(国連)憲章に定められた目的を十分に果たしているとは言えない」と改革の必要性を強調。「ポストコロナ」の時代を見据えた国連の改革にも取り組むよう訴えた。
JIJI Press