キエフ(ウクライナ):日本の外相は土曜日にキエフに到着し、ロシアとの軍事同盟を深める北朝鮮について話し合う。これには、ウクライナでのモスクワの戦争を支援するために数千人の軍隊を派遣することも含まれる。
岩屋毅外相は、ウクライナのアンドリー・シビハ外相と会談し、ロシアの侵攻に対するウクライナへの日本の「強い支持」を再確認し、モスクワに対するさらなる制裁について話し合う予定であると、日本の外務省が発表した。
議題の最優先事項は、北朝鮮とロシア間の軍事協力の拡大に対する東京の「重大な懸念」であったと、外務省は発表した。
米国、韓国、ウクライナの情報機関の評価によると、両国間の主要な防衛条約の一環として、最大1万2000人の北朝鮮軍兵士がロシアに派遣されている。先週、ウクライナ当局は、ウクライナ軍がロシアのクルスク国境地域で北朝鮮兵士に向けて砲撃を行った際、ウクライナ軍と北朝鮮軍が小規模な戦闘を行ったと発表した。
この協定では、いずれかの国が攻撃を受けた場合、両国はあらゆる手段を講じて即座に軍事支援を提供することが求められている。
ロシア、無人機攻撃でキエフを攻撃
岩屋氏の訪問は、ウクライナの首都がロシアの無人機による一晩中の攻撃を受け、キエフのオボロン地区の住宅やインフラに被害が出た後に行われた。死傷者は報告されていない。
キエフの軍事行政の責任者セルゲイ・ポプコ氏によると、ウクライナの防空システムは最大1ダースの無人機を無力化したという。
ウクライナ空軍によると、ロシアは土曜日の未明に83機のシャヘド無人機でウクライナを攻撃した。そのうち55機が撃墜され、さらに30機はコースをそれたり、電子妨害により墜落したという。
一方、ロシア国防省は、ウクライナの無人機35機を破壊したと発表した。そのうち20機は西部クルスク地域、11機はブリャンスク地域で撃墜された。
AP