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豪首相、訪日へ=防衛協力で中国けん制―地元紙

モリソン氏にとって今回の訪日は今年初の外国公式訪問。菅義偉首相も日本国内で外国首脳と対面式で会談するのは首相就任後初めてとなる。 (AFP)
モリソン氏にとって今回の訪日は今年初の外国公式訪問。菅義偉首相も日本国内で外国首脳と対面式で会談するのは首相就任後初めてとなる。 (AFP)
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10 Nov 2020 09:11:45 GMT9
10 Nov 2020 09:11:45 GMT9

【シドニー時事】10日付の経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューは、豪州のモリソン首相が近く日本を訪問すると報じた。自衛隊と豪州軍の相互訪問を促進する「円滑化協定」に調印する予定という。日豪が防衛協力を強化する姿勢を示し、インド太平洋で海洋進出の動きを強める中国をけん制する狙いがありそうだ。

モリソン氏にとって今回の訪日は今年初の外国公式訪問。菅義偉首相も日本国内で外国首脳と対面式で会談するのは首相就任後初めてとなる。日豪がいずれも同盟関係にある米国で国際協調をうたうバイデン氏の大統領当選が確実になったことを受け、国際情勢をめぐる意見交換も行われるとみられる。 

6年にわたり協議している円滑化協定は、自衛隊と豪軍が互いの国に滞在する際の部隊の法的地位を規定する。死刑制度がない豪州は、自国兵が日本で殺人など重罪を犯した場合に死刑に問われることを警戒、協議が長引いた。

日豪は近年、首脳同士が約1年ごとに相互訪問。モリソン氏は1月に訪日を予定していたが、豪州が大規模な森林火災に見舞われて延期となっていた。

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