
アラブニュース・ジャパン
東京:日本の茂木敏充外相が、パレスチナ解放機構の事務総長サエブ・アリカットの死を悼み、パレスチナのリアード・アルマーリキ外務大臣に哀悼の意を伝えた。
「サエブ・アリカットが亡くなったとの報せを聞き、深く悲しんでいます。悲しみに暮れるご家族、パレスチナ当局、およびパレスチナの人々に心よりお悔やみを申し上げます」と、茂木は水曜、東京の外務省が公式に発表した自身のメッセージで述べた。
「アリカットは何年にもわたり、中東における和平問題を解決するためイスラエルとの交渉に参加して、中東の平和と安定に多大な貢献をしました」と、茂木は述べた。
また日本に関しても、アリカットはパレスチナ派遣団の代表として日本を訪問し、「平和と繁栄の回廊」構想立ち上げのための大臣レベルの4者会談に出席して、日本と中東地域の間の架け橋としての役割を果たした。
「あらためて敬意を表したい」と、茂木は述べた。
この日本の外務大臣は、日本が引き続き中東の平和実現に向けて取り組み、パレスチナが必要とする支援を提供するための努力を惜しまないことを誓った。
茂木はメッセージの締めくくりとしてアリカットの思い出に敬意を表し、政府と日本国民を代表してアリカットの冥福を心から祈りたいと述べた。