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台湾が新たなパスポートで「中華民国」の代わりに「台湾」の文字を配置

新デザインの台湾のパスポート(写真提供:台湾外務省)
新デザインの台湾のパスポート(写真提供:台湾外務省)
旧デザインの台湾のパスポート(写真提供:Passport index)
旧デザインの台湾のパスポート(写真提供:Passport index)
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08 Jan 2021 04:01:56 GMT9
08 Jan 2021 04:01:56 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:台湾が「より識別可能な」パスポートを作るため、より大きな文字でさらに目立つ位置に「Taiwan(台湾)」と印刷された、新たなパスポートを開始することを決めた。台湾と中国をより明確に区別する。台北の外務省が木曜に発表した。

新たな表紙デザインのパスポートは1月11日から発行され、古いパスポートも有効期限まで使うことができると、台湾の中央通訊社は報じた。

「中華民国の正式名称は、一部の人に中華人民共和国と混同されることがある。そのため、新たなデザインの表紙は『Republic of China(中華民国)』の文字を大幅に縮小し、国章の周りの細い外円の内側に配置し直した」。一方で、パスポートのサンプルによれば、「Taiwan(台湾)」の文字が拡大され、太文字のフォントで印刷されている。

同省は、台湾の大使館と海外の駐在員事務所に対し、国際航空運送協会(IATA)、さまざまな航空会社、および駐在国の関連する政府機関にパスポートの表紙の変更を通知するように指示したと言う。

観測筋は、この問題が中国との関係にさらなる緊張を付け加えると予想する。中国は新たなパスポートを、独立に向けた一歩と見なす可能性があるためだ。中国は台湾を領土の一部と考えている。

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