
アラブニュース・ジャパン
東京都庁(TMG)は、フィンテック産業を推進することで、日本の首都を世界経済の中心地とする目的の取り組みを開始した。
「東京国際金融都市」の構想の一部として、TMGはさらにアジアのフィンテックスタートアップ企業のために、東京都アクセラレータプログラム「フィンテックプログラム:Asia meets Tokyo」を開始した。
この取り組みは、アジアの異なる9ヵ国の52社から応募を受け付けた。TMGは同プログラムに参加する8つのフィンテック団体を選出した。同プログラムでは、これらの企業がそれぞれの事業計画をピッチし、メンタリングを受け、それ以外の事業に合った活動に参加する。
同プログラムは1月18日から1月25日までオンラインでストリーミング配信される。このイベントのスピーカーには、小池百合子東京都知事や、マネックスグループ株式会社代表取締役会長兼CEOの松本 大氏などがいる。
スタートアップ企業は、シンガポール、香港、インドなどのアジア諸国からの参加である。以下は本取り組みに参加する8社の企業のリストである。
AIDA Technologies、シンガポール
人工知能や機械学習を利用する保険業務のデジタルソリューション。不正請求や健康保険の過大申告を発見し、引受業務や代理店経営を自動化することで、保険会社の収益性改善に貢献している。
AIZEN Asia Pacific、シンガポール
購買データなどのオルタナティブ・データを利用する多次元AIモデルを介した新しい信用スコアシステム。資金調達手段の多様化や信用リスク改善に貢献している。
Allinfra Ventures Limited、香港
財政状態やESGスコアを改善するブロックチェーンベースの環境プラットフォームを利用し、グリーン投資に関連したリスク緩和に役立っている。
CoverGo、香港
500以上のAPIを備えた柔軟性の高い保険プラットフォームを利用し、契約管理、請求書作成、新製品販売などのあらゆる保険業務の新機能およびワークフロー改革における、迅速な開発を実現するサービス。
IBSFINtech India Pvt Ltd.、インド
FX、金融、貿易金融の情報を効率的に管理し、グループ企業のグローバル業務を向上させる、総合的リスク管理ソリューション。
Intensel、香港
動的気候モデル、衛星データ、高精度金融モデルを利用して、クライアント企業の資産に関連する気候リスクを分析することができる、クラウドベースのSaaSソリューション。
Nextbillion.ai、シンガポール
輸送、物流、スマートシティに関する事業などに使用される企業データを利用した、安価で柔軟性の高いカスタムマップソリューション。
Tookitaki、シンガポール
常に変化する顧客の行動からリスク指標を自動的に選び、個人情報を使用せず特定の閾値も設定しない疑わしい取引を発見する、独自の機械学習モデルを介したAML分析ソリューション。
本イベントには事前に予約が必要である。興味のある人は、以下のURLから登録できる。