
【ニューデリー時事】アフガニスタンで医療支援や砂漠緑化に取り組み、2019年12月に銃撃を受け死亡したNGO「ペシャワール会」(福岡市)の現地代表、中村哲医師=当時(73)=の功績をたたえ、アフガン政府が記念切手を発行した。14日に首都カブールでお披露目の式典が行われた。
発行されたのは300アフガニ(約400円)切手。中村さんの写真と人道支援活動を称賛する言葉が印刷されている。
式典では、アフガン大統領府のファズリ事務局長が「中村さんは(活動していた)地域の生活水準を向上させることで病気を根絶しようとした。それは(さまざまな方法の中で)最も困難な道のりだった」と賛辞を贈った。
JIJI Press