
イギリスのボリス・ジョンソン首相は、「残酷な」日本の捕鯨に反対の態度を取る、と日刊紙のデイリー・テレグラフが1月15日報じた。この報道は、1匹のミンククジラが19日間漁網に巻き込まれ、今週漁師たちに殺されたという出来事があった後だった。
太地港で漁網にかかった鯨のドローン映像は、世界の注目を集め、世界中の動物保護活動家や環境保護主義者たちから非難された。
「海はプラスチック製品で一杯に溢れ、気候変動は生態系全体を脅かしており、私たちが既に自然界の悲劇的で、取り返しのつかない破壊を目にしているとき、捕鯨という残酷な習慣に反対の態度を取ることは、今まで以上に大切なことです」と、ジョンソン首相は同紙に語った。外務省もまた、日本の外務省とともにこの問題を取り上げている、とこの記事は付け加えていた。
日本の捕鯨船団が2019年、鯨を捕獲した。これは、日本で30余年ぶりの商業捕鯨となり、全世界の厳しい非難を引き起こした。
太地町は、毎年行われているイルカ追い込み漁で知られている。
ロイター通信