
【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は21日、電話形式でIOC委員向けに開いた非公式会合の中で、新型コロナウイルスの影響で実施を危ぶむ声が出ている今夏の東京五輪について、予定通りに開催する方針を改めて示した。関係者が明かした。開会式は7月23日に予定されている。
IOCは22日に各国・地域オリンピック委員会(NOC)、25日には各国際競技団体(IF)を対象とした会合を開く。
年が明けても新型コロナの収束が見通せない中、東京五輪についてはIOC委員のパウンド氏が「確信できない」と述べるなど、内外のスポーツ関係者で開催に懐疑的な声が広がっている。
JIJI Press