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国連がリビアにおける脅威について警告

国連リビア派遣団は、進行中の武力動員と呼ぶべきものと、国の政治的危機の解決に武力が用いられる恐れについて深く憂慮している。(AFP/資料)
国連リビア派遣団は、進行中の武力動員と呼ぶべきものと、国の政治的危機の解決に武力が用いられる恐れについて深く憂慮している。(AFP/資料)
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24 Aug 2022 02:08:55 GMT9
24 Aug 2022 02:08:55 GMT9
  • リビアは数カ月にわたって膠着状態に陥っている
  • 今年の夏、首都において敵対勢力の間で既にいくつかの銃撃戦が起こっている

チュニス:国連リビア派遣団は火曜に、進行中の武力動員と呼ぶべきものと、国の政治的危機の解決に武力が用いられる恐れについて深く憂慮していると述べた。

トリポリの現職首相が権力移譲を拒否しているにもかかわらず、東部を拠点とする議会が新たな首相の就任宣誓を行ったことで、リビアは数カ月にわたって膠着状態に陥っており、双方をそれぞれ支援する武装勢力がある中、手詰まりとなっている。

今年の夏、首都において敵対勢力の間で既にいくつかの銃撃戦が起こっており、より大きな衝突と、比較的平和な2年間を経ての持続的な交戦状態の再開の恐れが高まっている。

トリポリでは、新たな挙国一致内閣を率いて昨年12月に予定されていた選挙を監督するため、昨年に国連が仲介するプロセスを通じてアブドルハミド・アル・ドベイバ氏が首相に任命された。

対立派閥がルールに従うことを拒否し、選挙プロセスが頓挫した後、東部を拠点とする議会はドベイバ氏が任期満了を迎えたとして、新政府の指導者としてFathi Bashagha氏を指名した。

しかし、ドベイバ氏とリビア北西部のいくつかの主要派閥は議会にドベイバ氏の後任を決める権利はないとしており、ドベイバ氏は国政選挙が実施されない限り辞職しないと述べている。

ロイター

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