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公明・遠山氏の秘書が政治資金でキャバクラ=役職辞任、自民・松本氏も

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29 Jan 2021 11:01:48 GMT9
29 Jan 2021 11:01:48 GMT9

緊急事態宣言下の外出自粛要請中に東京・銀座のクラブを深夜訪れていた公明党の遠山清彦幹事長代理の公設秘書が2019年にキャバクラなどの飲食費を政治資金から支出していたことが29日分かった。遠山氏は事実関係を認め、幹事長代理を辞任した。同様に銀座のクラブに行っていた自民党の松本純国対委員長代理も役職を辞任した。

 自民、公明両党とも次期衆院選や7月4日投開票の東京都議選への悪影響を懸念し、早期の幕引きを図った形だ。

 遠山氏は記者団に「本当に申し訳ない思いでいっぱいだ」と陳謝。その上で「議員の職責を地道に果たす中で信頼を回復できるよう努力したい」と議員辞職は否定した。

 公明党の石井啓一幹事長によると、遠山氏から夜の銀座行き発覚後に議員辞職を含む進退伺が提出され、石井氏らの預かりとなっていたところ、政治資金に関する問題も浮上したため29日に役職辞任の申し出があった。衆院比例代表九州ブロック選出の遠山氏は次期衆院選で神奈川6区に移る予定。執行部はこれを変更しない方針だ。

 遠山氏によると、公設秘書が後援会関係者らと訪れたキャバクラなどでの飲食費計約11万円を遠山氏の資金管理団体の政治資金から支出した。このうち「不適切」と判断した支出を秘書が29日に返金。19年の政治資金収支報告書の訂正を届け出た。

 松本氏は29日、自民党本部で二階俊博幹事長と会い、国対委員長代理の辞表を提出した。関係者によると、二階氏はいったん慰留したという。松本氏をめぐっては、今国会召集日の18日夜に銀座のクラブを含む3軒の飲食店に出入りしたことが批判を招いた。

 党本部で松本氏は記者団に「非常に軽率な行為を反省している。心からおわびしたい」と謝罪。辞任の理由を「党や国会の運営に大きな影響を与える」と説明した。夜の会食の際、同席した自民党議員の存在が党内で指摘されているが、松本氏は否定した。

JIJI Press

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