自民党の保守系議員連盟「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表・青山繁晴参院議員)は2日、衆院議員会館で総会を開き、沖縄県・尖閣諸島周辺で自衛隊と米軍による共同演習を定期的に行うことなどを盛り込んだ政府への要請書をまとめた。中国海警局の武器使用権限を明記した「海警法」施行を受けた対応。5日にも菅義偉首相宛てに提出する。
要請書にはこの他、海上保安庁の大型巡視船増強、尖閣諸島の自然環境に関する上陸調査の実施、海警法に反発するベトナムなど関係国との連携を明記した。
JIJI Press