
東京:島根県は政府および東京都による新型コロナウイルスの封じ込め措置の扱いを不満とし、オリンピック聖火リレーの辞退を検討していると、共同通信が水曜日に報じた。
注目を集めるこのイベントへの参加拒否の可能性は、前例のない遅れ、国民の強い反対、最近の東京オリンピック組織委員会森喜朗会長の性差別的発言をめぐる辞任劇によって、すでに出鼻をくじかれている大会にとって新たな逆風となる。
島根県は水曜日に聖火リレーに関する委員会を開き、その後丸山達也知事による記者会見が行われると県当局者は語った。
東京オリンピックの聖火リレーは、3月25日に日本北部の福島県を皮切りに、121日間で47都道府県すべてを巡る予定となっている。島根県は5月15日〜16日にこのイベントを主催することになっている。
パンデミックが続いているにもかかわらず、オリンピック組織委員会は大会を開催すると述べているが、世論調査では、日本人の大多数が今年の大会開催に反対していることが根強く示されている。
ロイター