

ピエール・ブティエ
東京: およそ200人の在日ミャンマー人及び日本人が1日、外務省前でロウソクに火を灯し、日本からミャンマーへのODA供与の停止を求める抗議集会を行なった。
武器売買に反対する仏教やキリスト教団体、NGOやNPO団体は、日本政府に対し、ミャンマーで権力を握っている軍事政権に財政支援を行っていると見られないようODA供与の停止を求めるスピーチを行った。ミャンマーの治安部隊は500人以上の文民を殺害したと報じられている。
武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)の代表は、日本政府がミャンマーに対するODA供与の停止を拒否したことや、ミャンマーの人々を助けるためにほとんど何もしていないことを残念であるとした。また地球の友(Friends of the Earth)代表は、日本の税金が、文民の大虐殺を行っているミャンマーの軍事政権への財政支援につながっている可能性があるとした。
アメリカやイギリスなどの多くの国々は、既にミャンマーと国軍の独裁に対し経済制裁を科している。