
米国の大手製薬会社ファイザーの新型コロナウィルスワクチン約200万回接種分を積載した飛行機が月曜、東京の東にある千葉県の成田国際空港に到着した。
この飛行機は、同社がワクチンの生産拠点を持つベルギーから来た。
飛行機が輸送した1,700箱のワクチンは、各バイアルから6回接種できる注射器を使用した場合、200万回の接種を行うのに十分な量である。
1回の航空便で日本に出荷されたワクチンの量としては最多だった。このファイザーの製品は、これまで日本で使用された唯一の新型コロナウィルスワクチンである。
今回の出荷で、ファイザー製ワクチンの日本への輸送を担当する全日本空輸は、初めて大型航空機を使用した。この飛行機のワクチン積載能力は、約70%の積載で、これまでの出荷で同社が使用した中型機と同じである。
日本への飛行機によるワクチン輸送は、今回が11回目だった。