
火曜日の報道によると、東京オリンピックの水球競技のテストイベントが中止となった。コロナウイルスに関する規制措置により、競技関係者が日本に入国できないためだという。
このイベントはウイルスに関する規制措置による犠牲の最も新しい事例にすぎない。一連のオリンピック予選やテストはこの規制によって中止や延期を余儀なくされた。
2日間の水球イベントは土曜日に開催される予定だったが、日本の厳しい渡航規制によって事実上すべての外国人の入国が禁止されているため、中止になった。地元メディアが報じた。
規制により、日本に渡航する予定だったタイムキーパーやレコードキーパーはイベントに参加することができない。しかし、共同通信社によると、イベントは後日に変更される可能性がある。
東京オリンピック組織委員会はコメントを差し控えた。
先週末、東京の国立代々木競技場で車いすラグビーが開催され、ウイルスの影響で延期されていた大会のテストイベントがパンデミックの開始以降初めて再開された。
しかし、残り17のテストイベントが予定通り開催できるかどうかは疑問視されている。
先週、国際水泳連盟(FINA)は、オリンピック予選を日本から他の国へ移すことを検討していると発表した。
これらのイベントには、今月予定されている飛込ワールドカップと、5月に予定されているアーティスティックスイミングの予選が含まれている。
FINAの競技カレンダーには、この2つのイベントと、日本の福岡で5月29〜30日に開催を予定していたオリンピックのマラソンスイミング予選が、すでに中止が決まったものとして掲載されている。
報道によると、FINAは先週、主催者が提案した新型コロナウイルス対策について「憂慮すべき」情報を受け取ったと加盟国に伝えた。
また、日本トライアスロン連合は月曜日、大阪で5月に開催予定のトライアスロン・ワールドカップ大会が、ウイルスに関する規制措置のために中止になったことを発表した。
同大会はオリンピックのテストイベントではなく、オリンピックの出場権を獲得する選手の決定に影響を与えるもので、30か国から130人のトライアスリートが参加する予定だった。
AFP通信