
米バイオ医薬品企業モデルナが開発した新型コロナウイルスのワクチンが、来週にも日本に届くことが13日、分かった。製造拠点のある欧州から日本航空が空輸し、関西空港に到着する見通しだ。
モデルナ製ワクチンは、零下20度で最長6カ月、通常の冷蔵庫(2~8度)で1カ月保存できる。既に国内で接種が始まっている米製薬大手ファイザー製に比べて取り扱いが容易とみられる。ファイザー製は長期保存には零下75度前後が求められる。
モデルナ製ワクチンについて、田村憲久厚生労働相は5月にも薬事承認する可能性を示していた。申請した武田薬品工業が流通を担う。
JIJI Press