
日本がオリンピック開催を控え、新型コロナウイルス急拡大の封じ込めに奮闘するなか、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長が5月に訪日することを共同通信が土曜日に報じた。
共同通信はこの件に詳しい情報筋の話として、バッハ会長が5月17日に広島県西部で行われる聖火リレーの式典に出席し、その翌日に菅義偉首相と会談すると伝えた。同社はさらに、バッハ会長が夏季オリンピックを安全に開催するという、日本のコミットメントを後押しすることが予想されると報じた。
通常業務時間外にコメントを求めたが、東京オリンピックの担当者と連絡を取ることができなかった。
東京オリンピック開会まで100日を切ったが、新型コロナウイルス感染の第4波が広がる中、日本は金曜日にまん延防止措置を10地域に拡大した。
米国を公式訪問中の菅首相は、ジョー・バイデン大統領に大会を前進させる決意を伝え、これに対してバイデン大統領から支持を得たと、金曜日の記者会見で語った。
ロイター