
パリ:フランスのエマニュエル・マクロン大統領が東京オリンピック大会2021の開会式に出席予定である、と21日、フランスのスポーツ担当相が伝えた。
マクロンは、コロナウイルスのパンデミックにより1年延期せざるを得なかった大会への出席を表明した、最初のG7首脳となる。
フランスは次の2024年夏季オリンピック大会をパリで開催予定であり、マクロンの表明は国際オリンピック委員会と主催国への喜ばしい支援となるだろう。
「エマニュエル・マクロン共和国大統領が開会式に出席する」とスポーツ担当相ロクサナ・マラシネアヌ氏はフランス・情報ラジオに語った。
担当相はまた、自身がフランスのジャン・ミシェル・ブランケル教育相と同様、大会にも出席すると述べた。
「大会終了時にパリ2024に向けてトーチを受け取らなくてはいけない」と氏は語った。
東京オリンピックは国民からの反対の高まりに直面しており、金曜日に発表されたロイターの企業調査では、回答者の約70%が中止またはさらなる延期を望んでいると答えた。
IOCは、大会は参加者にとって安全であり、地域の医療サービスへの負担にならないだろうと述べ、懸念を和らげようとした。
イベントまであと9週間で、感染増加による一部の地域での医療スタッフや病床不足に対応するために、月末まで日本国内の多地域で非常事態宣言が講じられてきた。
また、日本のワクチン接種計画は特に遅く、人口のわずか4%しか接種されておらず、G7諸国の中で最も低い率である。
ロイター