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「選手は安心して東京に行って欲しい」:IOC会長

2020年11月17日、東京滞在中のトーマス・バッハIOC会長。(資料写真/ロイター)
2020年11月17日、東京滞在中のトーマス・バッハIOC会長。(資料写真/ロイター)
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28 May 2021 09:05:30 GMT9
28 May 2021 09:05:30 GMT9

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、昨年から延期された2020年大会がアスリートにとって安全であると「完全に安心して」東京を訪問するように、また、日本国民の健康を脅かすことがないように選手に求めた。

27日、選手委員会のオンラインミーティングの質疑応答の中で、バッハ会長は、7月23日から8月8日まで開催される大会の計画の肝は選手の安全にある、と語った。

「東京の準備体制は最高レベルであり、選手と選手の体験を重視している点にそれが特に見られます」。ドイツ人の会長は、約2000人の選手と職員にローザンヌからそう語りかけた。

「皆さんもご存知の通り、残念ながら、パンデミックのせいで選手の体験はこれまでとかなり違ったものになるでしょう。しかし重要なのは、安全かつ選手への十分な敬意を示したかたちで競技が実施できることであり、また実施することです」

「選手のことを第一に考え、選手の皆さんや日本の人々が快適に過ごせるようにするという点で、私たち全員が自信を持っていいでしょう」

「十分な安心感をもって東京に行きましょう。準備を整えましょう」と会長は語った。

開幕まで2か月を切った時点で、日本の新型コロナの流行は収まる様子を見せておらず、日本政府は東京などに出している緊急事態を6月20日まで3週間程度延長する構えを見せている。

日本では新型コロナウイルスの変異種やワクチン接種の遅れが懸念されており、医師や著名な経営者、それに数十万人の市民から切迫した声が上がっている。

バッハ会長は以前、日本への入国が想定される1万500人の選手の80%が接種を受ける と述べていたが、27日、可能であれば接種を受けるように選手に促した。

「接種のあらゆる機会を活用してください。そうすれば皆さんや仲間の選手、日本の皆さんなど、すべての人の安全性が高まります」

「私も2回打ちましたが、健康に問題はありません」

IOCのラナ・ハダッド最高執行責任者はミーティングの中で、新型コロナに関する事柄について東京の組織委員会の責任を求めないとする同意書に選手の署名を求めることは、「大きなイベントの主催者」にとって「標準的な措置」だと語った。

ロイター

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