
アラブニュース・ジャパン
東京:茂木敏充外相とエジプトのサーメハ・シュクリ外相は今日、電話会談を行い、イスラエル・パレスチナの関係修復のための措置を取ることで合意した。
茂木氏は、イスラエルとパレスチナ武装勢力との停戦合意の実現に中心的な役割を果たし、合意を維持するため精力的に取り組むエジプト政府に対する高い評価を伝えた。
両外相はイスラエル・パレスチナ間の信頼醸成の重要性を強調し、日本とエジプトの二国間関係を一層強化していくことを含め、引き続き緊密に連携していくことで一致した。
茂木氏は先週決定したガザへの1000万ドルの緊急無償資金協力を始め、平和へ向けた取り組みに積極的に貢献する決意を述べた。
また中東和平問題については日本の「二国家解決」支持を再確認し、「平和と繁栄の回廊」構想等の日本独自の取り組みを通じた当事者間の信頼醸成に向けて、引き続き取り組んでいきたいと表明した。
これに対し、シュクリ氏は、日本のガザへの緊急支援と中東和平プロセスへの取り組みを高く評価した。