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「不信任案で解散」否定せず=菅首相、野党をけん制

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14 Jun 2021 04:06:19 GMT9
14 Jun 2021 04:06:19 GMT9

【コーンウォール時事】菅義偉首相は13日午後(日本時間14日未明)、立憲民主党などが内閣不信任決議案を提出した場合に衆院解散に踏み切る可能性について、「出た時点で考えたい」と否定しなかった。「私の(自民党総裁)任期は決まっている。これから(解散が)いつあってもおかしくない状況が続く」とも指摘した。訪問先の英コーンウォールで同行記者団に語った。

 立憲などは日本時間14日午後の首相の帰国後、国会会期の延長要求に対する与党の回答を踏まえて不信任案提出を最終判断するとしており、首相としては野党をけん制する狙いがあるとみられる。

 ただ、首相は衆院解散に関連し、「最優先はやはり新型コロナウイルス対策だ。(ワクチン接種に)全力投球する」とも強調した。 

 自民党内に交代を求める声がある二階俊博幹事長の党運営については「指導力を発揮している。私は党の問題に神経を使わず、国政に専念でき、大変評価している」と述べた。

 一方、首相は先進7カ国首脳会議(G7サミット)の期間中、韓国の文在寅大統領と接触したことについて「失礼のないようにあいさつした」と説明。正式な首脳会談に関しては「韓国の動きで日韓関係が極めて厳しくなっている。国と国の約束が守られていない状況の中、その環境にはない」と述べ、元徴用工や元慰安婦の問題で韓国側に前向きな対応を求めた。

 日中関係をめぐっては「当然のことをしっかり主張しながら付き合っていきたい」と語った。

JIJI Press

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