政府は24日、佐賀県鹿島市で鳥インフルエンザの感染が疑われる事例が発生したと発表した。野鳥では既に発生していたが、家禽(かきん)で感染が確定すれば今季初めて。岸田文雄首相は、農林水産省などに、感染拡大防止に向けた措置や情報収集、国民への正確な情報発信を指示した。
首相官邸の公式X(旧ツイッター)などで公表した。
昨年は10月28日に国内初感染を確認。全国26道県に感染が広がり、過去最多の1771万羽が殺処分の対象となった。鶏卵の供給不足も深刻化し、卵価格の高騰を招いた。
時事通信