




アラブニュース・ジャパン
東京:14日、東京の五輪組織委員会があるビルの前にデモ隊が集まり、五輪開催に賛同するG7首脳宣言に抗議した。
開幕式まで1ヵ月余りとなる中、デモ隊はバッハ会長、コーツ副会長、ディック・パウンド委員らIOC重鎮の肖像画を並べた。
3人のIOC委員は、日本の科学者と医師たちが新型コロナウイルスの影響について警告したにもかかわらず、大会が開催されるだろうと述べた。2週間前の5月には、元五輪水泳選手のパウンド氏が「アルマゲドン(世界の滅亡)にでも見舞われない限り、計画通りに開催される」と語っている。
菅首相と小池百合子東京都知事は、G7首脳の五輪開催支持を歓迎した。
小池氏は「大変心強い。日本や東京の取り組みに対して評価をもらった」と述べた。
スタジアム周辺でデモ隊は、「コーツさん、2020年東京アルマゲドンへようこそ」と書かれた大きな鎌を担いだ頭蓋骨のマネキンを掲げた。