
河野氏は20日の日本テレビ番組で「夏休み中に打ってもらい、2学期は心配せず学校に行ける状況にできたらいい」と発言。これに対し、複数の自治体から「難しい」との連絡があったという。
今後の対応については、週内にも文部科学省が公表する指針を参照するよう要請。一方、大学生に関しては「2学期に対面の授業ができるよう、夏休み中にできる限り打ってほしい」と求めた。
河野氏は同番組でまた、ワクチンの効果について「少なくとも1年は持つ」と語った。この根拠について記者団から問われ、「専門家のブリーフィングで『1年程度は持つだろう』とのことだった」と説明した。
これに関し、加藤勝信官房長官は21日の記者会見で「ワクチンは開発されて間もないこともあり、現時点で長期の有効性のデータは十分に得られていない」と述べ、河野氏の見解を否定した。
JIJI Press