
アラブニュース
リヤド: 米国務省は水曜日、フーシ派のマアリブ攻撃がイエメンの人道危機を悪化させていると述べ、フーシ派の攻撃で子どもが死亡したという最新の報告は、市民への恐ろしい脅威を示すものだと付け加えた。
「今日起きたマアリブの住宅地へのフーシ派によるミサイル攻撃を強く非難する。この攻撃で、子どもを含む民間人が死亡した」と在イエメン米国大使館のキャシー・ウェストリー代理大使は述べた。
イエメン政府の当局者は火曜日、フーシ派の反政府勢力が、暫定政権側が掌握する都市マアリブへの最近の攻撃でミサイル2発を発射し、子ども1人を含む少なくとも3人の市民が死亡したと発表した。
州知事の報道官であるアリ・アルグリシ氏によると、ミサイルは密集市街地のラウダ地区に着弾したという。
今回の攻撃で子ども2人を含む少なくとも10人の市民が負傷したとアルグリシ氏は述べた。
火曜日の攻撃でミサイルが着弾したのと同じ住宅地区で、今月初め、フーシ派によるミサイルと爆発物が仕掛けられたドローンによるガソリンスタンドへの攻撃で2歳の女児とその父親を含む少なくとも21人の市民が死亡した。
イランが支援するフーシ派反政府勢力は今年2月以降、国際的に承認されている暫定政権からマアリブを奪い、イエメン北部を掌握するため、攻撃を続けている。
米国はフーシ派に対し、早急に包括的かつ全国的な停戦を受け入れ、政治的協議を行うよう求めた。
「今こそイエメンでの紛争を終結させ、イエメン人の苦しみを軽減すべき時だ」とウェストリー氏は声明の中で述べ、「フーシ派は停戦を受け入れ、交渉を行うべきだ」と付け加えた。
2014年にイランが支援するフーシ派がイエメン北部の大部分と首都サナアを掌握し、国際的に承認されている政府が首都から追放されて以来、イエメンは内戦に巻き込まれている。
APと共同