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ウクライナ産穀物の輸出再開初便、「夜中過ぎ」にイスタンブール到着見込み―トルコ当局

オデッサからレバノンのトリポリに向けて出航したシエラレオネ籍の船「ラゾーニ号」。(AFP)
オデッサからレバノンのトリポリに向けて出航したシエラレオネ籍の船「ラゾーニ号」。(AFP)
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02 Aug 2022 10:08:37 GMT9
02 Aug 2022 10:08:37 GMT9
  • 26,000トンのトウモロコシを積んだシエラレオネ船籍のラゾーニ(Razoni)号は、1日午前6時(GMT)過ぎにオデッサからレバノンのトリポリに向けて出航した。

イスタンブール:トルコ国防省によると、ロシア政府が黒海の海上封鎖を解除するという重要な協定に基づき、オデッサを出発したウクライナ産穀物の最初の積み荷は途中、2日の「真夜中過ぎ」に船荷検査のためイスタンブール沖に到着する予定だ。

26,000トンのトウモロコシを積んだシエラレオネ船籍のラゾーニ(Razoni)号は、1日午前6時(GMT)過ぎにオデッサからレバノンのトリポリに向けて出航した。

同号は当初、2日午後の早い時間にイスタンブール沖に到着する予定だった。

海洋交通のウェブサイト「マリン・トラフィック」によると、同号は夜間にルーマニア沿岸を航行したが、1日23時(GMT)頃に自動識別システムであるAISのスイッチを切り、追跡が不可能になった。

トルコ政府は、この動きについて即座に説明しなかった。

マリン・トラフィックによると、ラゾーニ号はウクライナ海域で機雷に接近する可能性があったため、当初はわずか7ノットで非常にゆっくりと航行していたが、その後、速度を上げることができたという。

同号に対しては、先週水曜日に設置された特別共同調整センターにおいて、ウクライナとロシア両国の文民と軍人のほか、トルコと国連からの代表が参加して検査を行うことになっている。

手続きに関する合意に基づき、検査はイスタンブール港ではなく、ボスポラス海峡の河口付近の水域で行われる予定。

メディアは、船に近づかないよう警告されている。

「ボートが船に近づくことは許されない。この点については、沿岸警備隊の司令部が適切な措置をとる」。トルコ防衛省はこのように述べた。

AFP

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