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日産事件、特別背任公判は来秋か=ゴーン被告、妻とビデオ面談

 元日産のカルロス・ゴーン会長とその妻キャロルは、2019年4月3日に東京の弁護士広中順一郎の事務所を去ります。(ファイル/ AFP)
元日産のカルロス・ゴーン会長とその妻キャロルは、2019年4月3日に東京の弁護士広中順一郎の事務所を去ります。(ファイル/ AFP)
22 Nov 2019 10:11:56 GMT9

日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が日産資金を還流したとされる会社法違反(特別背任)事件の公判が、早ければ来秋にも始まる可能性があることが22日、弁護団への取材で分かった。同日の公判前整理手続きで協議された。東京地裁は今後、検察、弁護団の意見も踏まえ、日程調整を進めるもようだ。
 ゴーン被告の公判は、役員報酬を有価証券報告書に過少記載したとされる金融商品取引法違反事件が先行し、初公判は来春にも開かれる見通し。進捗(しんちょく)次第だが、地裁は来秋以降、両事件の審理を同時並行で進めることも視野に入れているという。
 一方、ゴーン被告は同日午後、保釈条件で接触が制限されている妻キャロルさんと、弁護士立ち会いの下、ビデオ会議システムを使って面談した。弁護団によると、地裁が同日の面談を許可。ゴーン被告は弁護人の弘中惇一郎弁護士の事務所で、英語で約1時間、キャロルさんと会話したという。2人が接触するのは4月の再保釈以来7カ月ぶりとみられる。 
 ゴーン被告はキャロルさんとの面会のほか、電話などでの接触も原則禁止されている。弁護団は直接面会する許可や保釈条件の変更を求めていたが、いずれも却下されていた。

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