
モスクワ:ロシアは、千島列島にさらに51の軍事インフラを建設する計画だと、国営タス通信が9日、ロシア国防省の発表を引用して報じた。
千島列島の一部は日本が領有権を主張している。これらの島々の一部を巡る領土問題は第二次世界大戦末期に当時のソビエト連邦が占領した時にまで遡り、両国が正式な平和条約を締結するのを阻んできた。
同省は声明の中で、日本が領有権を主張し、日本国内では北方領土として知られている択捉島と国後島の7つの軍人用居住区を含め、これらの島々に30以上の建物を建設したと発表した。
今後数年間にどのような建物を建設する予定なのか、詳細は明らかにしていない。
ロイター