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イラン、ウクライナで「使用するための」武器をロシアに供給したことを否定

イラン、ウクライナで「使用するための」武器をロシアに供給したことを否定(File/AFP)
イラン、ウクライナで「使用するための」武器をロシアに供給したことを否定(File/AFP)
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15 Oct 2022 09:10:53 GMT9
15 Oct 2022 09:10:53 GMT9
  • ウクライナ政府や、ウクライナを支援する西側諸国の多くはロシアがイラン製のドローンで、ウクライナを攻撃していると非難してきた

テヘラン:イラン外務省は土曜日、イランがロシアに「ウクライナでの戦争で使用するための」武器を供給しているという疑惑を再度否定した。

ウクライナ政府や、ウクライナを支援する西側諸国の多くはロシアがイラン製のドローンでここ数週間、ウクライナを攻撃していると非難してきた。この問題は月曜日にルクセンブルクで開かれるEU外相会議で話し合われる予定である。

イランのホセイン・アミラブドラヒアン外相は「イラン・イスラム共和国はこれまでも、今後もいかなる武器もウクライナでの戦争での使用のために供給しないと強調した」と同国外務省は声明で述べた。

「我々は、危機の当事者の片側に武器を供給すれば戦争を長引かせることになると信じている」とアミラブドラヒアン外相はポルトガルのジョアン・ゴメス・クラヴィーニョ外相との電話会談で表明した。

「我々はこれまでも現在も、ウクライナやアフガニスタンでも、あるいはシリアやイエメンでも、戦争が正しい道だとは考えていない」

アミラブドラヒアン外相は金曜日、EUのジョセップ・ボレル外交政策代表とも電話で会談し、8か月近く前に始まったウクライナでの戦争に関して中立という、イランの公式の立場を繰り返した。

「我が国はロシアと防衛協力を行っているものの、ウクライナでの戦争に関する我々の方針は紛争当事者に武器を供与せず、戦争を止めて人々が故郷に帰れるようにすることだ」とアミラブドラヒアン外相は述べた。

月曜日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はイラン製ドローンが複数のウクライナの都市のエネルギー・インフラへの攻撃に使われたと主張した。

先月ウクライナ政府は、ロシアへの武器供与疑惑をめぐり、イランとの外交関係を大幅に縮小することを決めた。

イラン側はこの決定は「海外メディアのプロパガンダが提供した、根拠のない情報に基づくもの」だとしている。

9月に、アメリカはイラン製ドローンをウクライナで使用するためにロシアへ輸送する手助けをしたという企業に制裁を加えている。

AFP

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