
カルドン・アズハリ、名古屋
王国が議長を務めることで、次回サウジアラビアで開かれるG20サミットが成功することを日本は期待していると日本の報道官は語った。
現在開かれているG20愛知・名古屋外務大臣会合の議長国である日本は、来年の意義深いサミットを確信していると記者会見で報道官は語った。
サウジアラビアは、G20を取りまとめる議長役を引き継ぐことになる。名古屋のG20外務大臣会合は土曜日に終わる。
11月22日と23日に開かれた会合で代表者たちは、サウジの外務大臣を務めるファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード王子と意見交換をした。王子は外務大臣会合で自国の代表団長を務めている。
日本はG20の議長国を現在務めており、今年の初めから閣僚級のさまざまな会合を開いてきた。今回の外務大臣会合は、一連の会合の最後のものとなる。
サミットは6月に大阪で開かれ、全てのメンバー国・機関の首脳が参加した。
外務大臣会合の終了とともに、議長役は正式にG20の次の開催国であるサウジアラビアに引き継がれる。
G20のメンバー国・機関と9つの招待国は名古屋に集い、自由貿易やグローバルガバナンス、アフリカの開発など、さまざまな問題を2日にわたって話し合った。
G20のメンバー国・機関の一部で起きている貿易摩擦が注目を集めた。しかし、米国の国務長官の不在は、この問題よりも脚光を浴びていた。名古屋の会合では、ジョン・J・サリバン国務副長官が米国の代表を務めた。
韓国のカン・ギョンファ外務大臣が会合に出席するかぎりぎりまでわからなかったのは、幾つかの問題に関して日本と韓国が争いを続けていることを浮き彫りにした。
しかし大臣は、韓国が3国間の軍事情報協定に留まることを公式発表した後、名古屋に到着した。韓国は以前に協定からの脱退をほのめかしていた、
G20は、世界経済をリードする19か国とヨーロッパ連合が構成している。サミットおよび閣僚級会合では、議長国が他の数か国を協議に加わるよう招待することが通例となっている。
9つの国が名古屋でG20のメンバーと協力し、会合に大きく貢献した。サウジアラビアは、来年の会合およびサミットを準備する上で、同じ慣行に従うことが期待されている。