



24日開幕の東京パラリンピックの聖火を作るため、東京都庁(新宿区)の都民広場で20日、都内全62市区町村が太陽光などそれぞれの手法でおこした火を一つにまとめる集火式が開かれた。「特別区の火」「市の火」「町村の火」の三つを集火台に移し「東京都の火」が完成した。
式典は新型コロナウイルス対策のため、関係者のみの無観客で実施。小池百合子知事は「パラリンピックの成功なくして東京大会の成功はない。24日からの大会を安全・安心なものとして成功させ、そのレガシーを持続可能な都市の発展につなげていきたい」とあいさつした。
東京都の火は、20日夜に迎賓館赤坂離宮(港区)で他の46道府県や大会発祥地の英国ストークマンデビルで採火された火と統合され、聖火が完成。24日までの間、点火セレモニーが都内5カ所で行われる。
時事通信