


アラブニュース・ジャパン
東京:コロナウイルス感染症にかからない人を増やすための施策を東京都が強く推進していることを受けて、若者たちが東京都心でワクチン接種を受けるために列を作っている。
渋谷区に若者ワクチン接種センターがオープンした2日後、日本に在住する様々な国籍の若者たちが行列し、初回の接種を受けた。
渋谷は東京で最も混雑する地域の一つで、日本人、ネパール人、ミャンマー人等がワクチン接種センターに入るために抽選券を持って並んだ。
日本の病院で働くミャンマーの若い看護助手は、彼女の病院には職員、特に研修生のための十分な用量がないためにワクチンを接種しに来ていた。
物流業界で働く30代の日本人男性は、「なぜ会社がワクチン接種の機会を作ってくれなかったのか分からないが、初日に来て2回目の接種のチケットを手に入れた」と話した。彼は早く接種を受けたいと語った。
品川区に住む別の日本人男性は、品川区にはワクチン接種センターがないため渋谷区に開設された若者接種センターで受けることになったとアラブニュースジャパンに話した。
ネパールのある若い夫婦は、会社の要請で接種センターに来たと語った。
東京都の職員は、混雑により初日に入ることができなかった人たちに申し訳ないと話した。
若者接種センターは毎日午前9時から10時30分の間、予約なしで抽選券の配布を行なっている。
8月29日には1357人の若者が”宝くじ”を手に入れたが、センターが用意していたのは354人分のみだった。