
日本を代表する映画監督であり俳優でもある北野武氏を乗せた車が、つるはしとナイフを持った男に襲われたと報道
北野武監督(74歳)は、土曜日深夜、東京の民放テレビ局TBSの敷地内で車に乗っていたところ襲撃されたと同局は報じている。
TBSや地元メディアによると、犯人は東京の東に位置する千葉県出身の40代の男性で、フロントガラスにヒビを入れ、車の他の部分を殴ったという。
ビートたけしという芸名で知られる北野武氏は、日本の組織犯罪の暴力的な世界を生々しく描き、高い評価を受けている。
北野武は、ディストピア・スリラー「バトル・ロワイアル」やコメディ・ゲームショー「風雲!たけし城」などで世界的に有名になった。
報道によると、土曜日の夕方に起きた襲撃事件では、負傷者はいない模様。公共放送のNHKによると、事件は北野氏がTBSのニュース・エンターテイメント番組の生放送の撮影を終えた後に起きたとのことだ。
日本テレビ(NTV)は、警察はその場で男を逮捕、動機を特定するために事情聴取を行っていると伝えた。
警視庁は日曜のAFP通信の取材に対し、コメントを控えた。
AFP