


アラブニュースジャパン
東京:全国的な米価下落に抗議するため農業関係者らが農水省の前に集まった。デモではトラクターや食の主権を主張するプラカードが掲示された。
農業団体や共産をはじめとする野党4党、全国労働組合総連合(全労連)など日本の労働組合の代表らは、農家はこれ以上低価格のままでは生産を継続できないと主張した。
集会を主宰した農民運動全国連合会(農民連)代表は、アラブニュースジャパンに対し、「コロナ禍でコメの価格が下落しており、生産を続けるには価格を引き上げる必要がある」と語った。
紙智子議員はコメ農家の損失について説明、「国が売れ残ったコメの在庫を買い戻し、適切に食べることができない人々に再分配してほしい」と訴えた。
各地の農業従事者らは、新しい首相には経済、社会の問題に関心を持ってほしいと話した。