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日本の外相 新首相の下での外交方針を表明

10月5日、岸田新内閣での外相再任が決定した翌日、初の外務省定例記者会見で質問に答える茂木外相。(ANJ photo)
10月5日、岸田新内閣での外相再任が決定した翌日、初の外務省定例記者会見で質問に答える茂木外相。(ANJ photo)
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06 Oct 2021 05:10:19 GMT9
06 Oct 2021 05:10:19 GMT9

カルドン・アズハリ

東京:茂木敏充外相は火曜日、岸田文雄新内閣の外交方針について語った。

茂木氏はアラブニュースジャパンの質問に対し、「日本外交の基軸は日米同盟にあり、さらには自由で開かれたインド太平洋構想の実現、経済分野での新しいルール作りで世界を引っ張っていく」と答えた。

「同時に、新型コロナ、そして気候変動問題等、国際社会全体に共通する課題についても連携しながら、しっかり日本として貢献していく。それが日本の一貫した立場だ」

岸田首相は日本が長年築いてきた信頼に基づいて政策を行う方針を打ち出している。茂木氏は「こういった考え方は変わらない。中東においてもそうだが、いろいろな国から日本は信頼をされている」と説明した。

「信頼を基礎にして「民主主義を守り抜く覚悟」、「日本の平和と安全を守り抜く覚悟」、「人類に貢献し、国際社会を主導する覚悟」、こうした三つの覚悟をもって毅然とした外交安全保障を進めると(岸田首相は)明言している」

また茂木氏は、この1年半、新型コロナ感染の世界的な拡大によって対面での外交は制約を受けたものの、「私は欧米、アジア、中東、アフリカ、中南米など52カ国・地域を訪問し、各国外相との間で個人的な信頼関係を築き上げ、『包容力と力強さを兼ね備えた外交』を展開してきた」と自身のこれまでの成果についても言及した。

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